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【甲子園】甲子園出場選手道具まとめ-スパイク篇-【2021年春】

このページの最終更新は21年5月29日です

こんにちは。

バックネット裏(@baseballbacknet)です。

「第93回選抜高等学校野球大会道具まとめシリーズ」

今回のテーマは「スパイク」です。

出場した“全選手”が使用していたスパイクのメーカーシェアについてまとめていきます。

あなたが普段使っているスパイクは甲子園でどのくらい使われていたのでしょうか。

早速確認していきましょう。

バックネット裏

気がつくと、甲子園のスパイクといえばヌバック素材という時代が終わっていました。

\ヌバック素材のスパイクはこちら/

 

登場したスパイクのメーカーは?!

まずは、今大会で登場したメーカーをアルファベット順で紹介していきます。

以上9社のスパイクが登場しました。前回大会は10社登場したので1社減という結果です。ちなみに、前々回、2年前の夏の大会では18社のスパイクが登場したので、寡占化が進んだという見方もできます。

【甲子園】甲子園出場選手道具まとめ-スパイク篇-【2019年夏】

2019年10月6日

【交流試合】出場選手使用ギアまとめ-スパイク篇-【2020年夏】

2020年8月30日

 

メーカーシェアランキングは?!

続きまして、使用人数順のランキングを紹介致します。

こちらが集計結果になりますのでご覧ください。

個人的に感じたポイントは以下です。

  • やはり強いミズノ
  • 伸長傾向を予想していたDESCENTEがシェアを下げる
  • ヤマトグラブ工房のスパイクが甲子園初登場?!

それぞれのポイントについて補足を加えていきます。

▶ポイント①:やはり強いミズノ

シェア2位のアシックスにダブルスコアの差をつけてシェア1位を獲得。学校別で見ていくと、福岡大大濠・大崎・柴田・京都国際・常総学院・中京大中京の6校が出場全選手がミズノのスパイクを着用していたようです。逆に、ミズノの印象が強かった仙台育英ミズノ以外を着用した選手を数名確認しており、”ミズノ縛り”が弱まったのかなという印象でした。ご参考までに学校別で100%のシェアを獲得したメーカーを紹介しますと、神戸国際大附・下関国際SSK明徳義塾ZETTでした。

▶ポイント②:伸長傾向を予想していたDESCENTEがシェアを下げる

ホークス・千賀投手やマリーンズ・荻野選手の影響もあってか、近年DESCENTEのスパイクを着用する選手が増えている印象でした。昨年夏に開催された代替大会では16名の選手が同社のスパイクを着用しており、シェアも5位でした。今回、人数は半減強、シェアも下げてビモロに抜かされるかたちとなりました。

▶ポイント③:ヤマトグラブ工房のスパイクが甲子園初登場?!

YAMATOのロゴでお馴染みのヤマトグラブ工房。個人的にはグラブの印象が強いですが、同社のある奈良県・天理高校の選手が同社のスパイクを着用していました。ここ数年では見た記憶がなく、甲子園初登場かもしれないですね。

グラブ好きなら以下の本を一度は手にされたことがあるのではないでしょうか。

 

スパイクの色は?!

近年、高校野球において白いスパイクの着用が認められるようになりました。

主な効果や各校の動向については昨年の記事にてまとめておりますので気になる方は以下のリンク【解禁された「白いスパイク」とは】の章をご覧ください。

【交流試合】出場選手使用ギアまとめ-スパイク篇-【2020年夏】

2020年8月30日

白・黒のシェアは下記の通り。

個人的に感じたポイントは以下です。

  • 白スパイクが黒スパイクのシェアを上回る
  • 仙台育英/東海大相模が白いスパイクに変更

それぞれのポイントについて補足を加えていきます。

▶ポイント①:白スパイクは黒スパイクのシェアを上回る

まずは、前回大会の白黒シェアをご覧ください↓

ご覧いただくとわかるように、過半数が黒いスパイクを着用していました。今回はそのシェアが大きく逆転し、白いスパイクを着用する高校が過半数となりました。解禁してある程度の期間が経過し、徐々に”白スパ”が浸透してきている様子がうかがえます。

▶ポイント②:仙台育英/東海大相模が白いスパイクに変更

この2校は全国に名を轟かせる高校野球界の名門校。昨年夏に開催された代替大会では黒いスパイクを着用していた高校です。なぜポイントにあげたかといいますと、昨夏に以下のようなインタビューがあったからです。

黒のままというのはいろいろな理由があると思うんですが、一つは相模の伝統を重んじるということもあったと思います。ユニホームにしても上から下まで先輩方から受け継いできたものがある。スパイクもその一つ

出典:東スポWeb

スパイクも含めた全体の着こなしもユニフォームの伝統であるという考え方です。今回は出場していませんが、兵庫・報徳学園においては以下のようにOBへのお伺いもあったようです。

大角健二監督は「メーカーによると、黒と比べて体感温度が6~7度違う」と、OB会に断りを入れて2月に導入。

出典:スポニチAnnex

このように、スパイクの色を変えることに対してハードルがある(と考えられていた)高校が色を変えたことによって、今後、他の名門校でも同じような動きが見られるかもしれないです。

まとめ

以上、第93回選抜高校野球におけるスパイクのシェアについて振り返りました。

冒頭コメントしたように、かつては甲子園出場選手の象徴的なギアの一つでもあったヌバック素材のスパイクを着用する選手をあまりみかけなかったことは個人的には寂しい気もしますが、今後も継続的に集計していきますのでどのようなトレンドの変化がみられるか楽しみです!

読んでいただきありがとうございました!

\大会の振り返りはこちらから/

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