こんにちは。
バックネット裏(@baseballbacknet)です。
「第101回全国高等学校野球選手権大会出場全校道具まとめシリーズ」。
今回のテーマは「バット」です。
打席にたった“全選手“が使用していたバットのメーカーシェアについてまとめていきます。
あなたが普段使っているバットは甲子園でどのくらい使われていたのでしょうか。
早速確認していきましょう。
スポンサーリンク
甲子園球児が使用したバットのメーカーは?
まずは、全体傾向について紹介させて頂きます。
何種類のメーカーが登場したか?
計「8」メーカーのバットが使用されていました。
登場したメーカーは?
使用された8メーカーは以下の通りです。
- asics/アシックス
- DeMARINI/ディマリニ
- Louisville Slugger/ルイスビルスラッガー
- MIZUNO/ミズノ
- SSK/エスエスケー
- UNDER ARMOUR/アンダーアーマー
- Xanax/ザナックス
- ZETT/ゼット
スポンサーリンク
メーカーのシェアはどうだったか
上記で紹介した8メーカーについて使用人数とシェアを一覧でまとめました。
スパイクまとめでも紹介したこちらの記事にホームランを打ったバッターが使用したバットが商品名とともにまとめられておりますので合わせてご覧いただくとより理解が深まるかもしれません。

私が感じたポイント2点を記載します。
ポイント①:バットもミズノがNo.1
シェア1位はミズノ。2位のSSKに10ポイント以上の差を付けて圧倒的なシェアを獲得
ポイント②:使用されたバットの顔ぶれに変更なし
センバツでも同様の8メーカーが使用されており、そのシェアに大きな変化はありませんでした。
個人的には、デサント、ローリングスの金属バットは非常に使いやすいイメージがあったのでこの中に混じっていないことが不思議です。
スポンサーリンク
メーカーシェア:第1位〜第3位
ここからは、各メーカーについて、代表的な選手を紹介しながら詳細を振り返っていきます。
まずはトップ3を紹介します。
なお、バットについては自費購入ではなくチーム購入のケースが多いと思われますので、トレーニングバットの購入リンクを紹介させて頂きます。
シェア第1位:MIZUNO/ミズノ
- 使用選手数:261人
- シェア :43.4%
▼代表的な使用選手
-右バッター

履正社:井上広大 選手
-左バッター

明石商業:来田涼斗 選手
今大会飛び出した48本のホームランのうち半数以上の27本がミズノのバットから。
上記で紹介した2人のスラッガーの他にも大会前から評判の高かった各チームのスラッガーたちが使用していました。
チーム別でみると、八戸学院光星(青森県)、秋田中央(秋田県)、仙台育英(宮城県)、聖光学院(福島県)、作新学院(栃木県)、星稜(石川県)、敦賀気比(福井県)、岡山学芸館(岡山県)、石見智翠館(島根県)、筑陽学園(福岡県)、において使用率が高い結果となりました。
シェア第2位:SSK/エスエスケー
- 使用選手数:181人
- シェア :30.2%
▼代表的な使用選手
-右バッター

関東第一:平泉遼馬(出典:日刊スポーツ)
-左バッター

SSKの金属バットといえば、スカイビートシリーズとコンドルシリーズ。
私が高校生だったころ、チームではスカイビート派とコンドル派で好みが別れ、試合用バット約20本のうち10本がSSK(スカイビート5本+コンドル5本)という人気ぶりでした。
今大会は15本のホームランをがSSK。学校別では、関東第一(東東京都)、日本文理(新潟県)、智弁和歌山(和歌山県)、米子東(鳥取県)、において使用率が高い傾向がみられました。
シェア第3位:ZETT/ゼット
- 使用選手数:107人
- シェア :17.8%
▼代表的な使用選手
-右バッター

智弁和歌山:東妻純平 選手
-左バッター

高岡商業:森田朝陽 選手
シェア3位はZETT。4本のホームランがこのZETTのバットからでした。
私個人の話をさせていただきますと、ZETTの金属バットを初めて使用したのが高校時代。10打席くらいノーヒットが続いていた頃のことです。その打席は高めのストレートを振り抜いたライトオーバー3塁打という結果になり、その後数打席ヒットが続いたため、縁起が良いバットです。
メーカーシェア 第4位〜第7位
続いて、この章ではシェア第4位〜第7位までを紹介します。
シェア第4位:asics/アシックス
- 使用選手数:30人
- シェア :5.0%
▼代表的な使用選手

履正社:野口海音 選手
プロではカープ・鈴木誠也選手や、メジャーリーガー・大谷翔平選手も使用するアシックスのバット。
甲子園ではシェア第4位です。
シェア第5位:Louisville Slugger/ルイスビルスラッガー
- 使用選手数:15人
- シェア :2.5%
▼代表的な使用選手

明石商業:河野光輝 選手
プロでは2019年に引退を迎えたスワローズ・畠山選手が現役最後の打席で使用していました。
伝説の「横浜 vs PL」の決勝HRもルイスビルスラッガーのバットからだったように、かなり昔から甲子園では使われている印象です。
シェア第6位:UNDER ARMOUR/アンダーアーマー
- 使用選手数:3人
- シェア :0.5%
▼代表的な使用選手

ホークス・柳田選手、今宮選手、ジャイアンツ・岡本選手などが使用しているアンダーアーマーのバット。
上記で紹介した注目の2年生・井上選手(花咲徳栄)も愛用する選手の一人です。
シェア第6位:Xanax/ザナックス、DeMARINI/ディマリニ ※同数
- 使用選手数:各2人
- シェア :各0.3%
▼代表的な使用選手(ザナックス)

スパイク同様に、ザナックスを使用した2名の選手が津田学園(三重県)でした。
まとめ
バットまとめは以上になります。
バッティング手袋、スパイクに続いてミズノがシェア1位。
他の用具にくらべると登場するメーカー数が少ないこともあってか、ミズノが占める割合がより高い結果になりました。
来年以降金属バットの性能が見直される機運が高まっており、甲子園のホームラン数にも直接的な影響がありそうです。
読んでいただきありがとうございました!
コメントを残す