こんにちは。
バックネット裏(@baseballbacknet)です。
「第101回全国高等学校野球選手権大会出場全校道具まとめシリーズ」。
今回のテーマは「キャッチャーミット」
守備についたキャッチャーたちが使用していたミットのメーカーシェアについてまとめていきます。
今年の甲子園は星稜高校・山瀬捕手、智弁和歌山・東妻選手、明石商業・水上選手など名捕手がズラリ。
早速確認していきましょう。
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キャッチャーたちがが使用したミットのメーカーは?
まずは、全体傾向について紹介させて頂きます。
何種類のメーカーが登場したか?
計「11」社のキャッチャーミットが使用されていました。
登場したメーカーは?
登場した11種類のメーカーは以下のとおりです。(★はプロで使用されていないメーカー)
- asics/アシックス
- HATAKEYAMA/ハタケヤマ
- Hi-GOLD/ハイゴールド
- IP Select/アイピーセレクト
- JUNKEI/ジュンケイ(★)
- KUBOTA slugger/久保田スラッガー
- MIZUNO/ミズノ
- SSK/エスエスケー
- ShiningStar/シャイニングスター(★)
- Xanax/ザナックス
- ZETT/ゼット
メーカーのシェアはどうだったか
上記で登場した11社のキャッチャーミット。
以下は使用人数に基づくランキングです。

私が感じたポイントは以下の3点です。
ポイント①:キャッチャーミットもミズノが強い
1/3を超える約35%がミズノのキャッチャーミットでした。
プロでもカープ・會澤選手やマリーンズ・田村選手、そして2019年シーズンをもって引退をするジャイアンツ・阿部選手などがミズノのミットを使用しています。私自信も野球をはじめて以来キャッチャー一筋なのですが、高校野球最後の夏は阿部モデルで戦っていました。
キャッチャーミットだけでも様々な型があるので自分好みのミットが見つかるはずです。
ポイント②:キャッチャーミットといえばハタケヤマ
ハタケヤマ=キャッチャーミット、キャッチャーミット=ハタケヤマという想起をされる方もいるのではないでしょうか。
今回の甲子園でもシェアは第2位。12人の選手が使用していました。
ライオンズ・森選手、ホークス・甲斐選手、ベイスターズ・伊藤選手といった現役選手から、谷繁選手、小田選手など守備に定評のあるOB選手たちまで幅広く愛用されています。
ポイント③:キャッチャーミットといえばZETT
ポイントの②と丸かぶりですが、キャッチャーミットといえばZETT、ZETTといえばキャッチャーミットという方もいるのではないでしょうか。
プロでは、ジャイアンツ・小林選手、スワローズ・中村選手、ベイスターズ・戸柱選手などの現役選手、古田選手、矢野選手、里崎選手など球史に残るOB選手まで幅広い選手に使用されています。
甲子園では前述のハタケヤマ同様に12名の選手が使用していました。
以前、2019年の各チーム開幕戦のスタメン捕手のミットをまとめたことがございますので、あわせてご覧いただくと共通点・相違点が見つかるかもしれませんよ。

メーカーシェア:第1位〜第3位
ここからは、各メーカーについて、代表的な選手を紹介しながら詳細を振り返っていきます。
まずはトップ3を紹介します。
シェア第1位:MIZUNO/ミズノ
- 使用選手数:18人
- シェア :34.6%
▼代表的な使用選手

星稜:山瀬慎之助 選手
2位の2社に6名の差を付けて第一位。紹介した星稜・山瀬選手以外にも、仙台育英・木村選手、東海大相模・井上選手などが使用していました。
シェア第2位:HATAKEYAMA/ハタケヤマ ※同率
- 使用選手数:12人
- シェア :23.1%

中京学院中京:藤田選手(出典:毎日新聞)
シェア第2位:ZETT/ゼット ※同率
- 使用選手数:12人
- シェア :23.1%

明石商業:水上桂 選手
ハタケヤマとZETTが同率で2位。前者は他に花咲徳栄・菅原選手、明徳義塾・安田選手、後者は習志野・兼子選手、智弁和歌山・東妻選手が使用していました。個人的に、この2社のミットを使用する選手は、また次のミットを購入する際にも同じミットを選ぶ傾向が高いと考えております。
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メーカーシェア:第4位〜第5位
続いてシェア第4位〜第5位(同数で6社が横並び)までを一気に紹介します。
シェア第4位:asics/アシックス
- 使用選手数:4人
- シェア :7.7%
▼代表的な使用選手

履正社高校:野口海音 選手(出典:毎日新聞)
シェア第5位:Hi-GOLD/ハイゴールド、IP Select/アイピーセレクト、JUNKEI/ジュンケイ、KUBOTA Slugger/久保田スラッガー、ShinigStar/シャイニングスター、SSK/エスエスケー、Xanax/ザナックス ※同率
- 使用選手数:1人
- シェア :1.9%
▼代表的な使用選手(Hi-GOLD/ハイゴールド)

宇和島東:阿部颯稀 選手
▼代表的な使用選手(IP Select/アイピーセレクト)

岡山学芸館:溝上孟瑠 選手
アルモニーア仕様のキャッチャーミット。2019年シーズン前の春季キャンプでは、ライオンズ・森選手、ホークス・甲斐選手らがこのミットを使用しており、一瞬SNSがざわついた記憶がございます。
▼代表的な使用選手(JUNKEI/ジュンケイ)

日本文理:佐藤魁星 選手
▼代表的な使用選手(ShiningStar/シャイニングスター)

霞ヶ浦:瀬川悠人 選手
シャイニングスターは霞ヶ浦高校がある茨城県取手にあるサンスポーツ様のオリジナルブランドです。
▼代表的な使用選手(SSK/エスエスケー)

関東第一:野口洋介 選手
▼代表的な使用選手(Xanax/ザナックス)

津田学園:阿萬田琉希 選手
前投手に代表されるように、Xanaxのユーザーが目立った津田学園(三重県)。阿萬田捕手も例にもれず、Xanaxユーザーでした。
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まとめ
キャッチャーミットまとめは以上になります。
ここでもミズノがシェア第1位。ハタケヤマ、ZETTの2社が後を追う形でした。
たかがミット、されどミット。キャッチングの音一つで投手の気持ちが変わってくるもの。あなたの手に合うミットで、投手を引っ張って行きましょう。
読んでいただきありがとうございました!
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