【甲子園】甲子園出場選手道具まとめ-外野手グラブ篇-【2019年夏】

こんにちは。

バックネット裏(@baseballbacknet)です。

「第101回全国高等学校野球選手権大会出場全校道具まとめシリーズ」。

今回のテーマは「外野手のグラブ

守備についた外野手たちが使用していたグラブのメーカーシェアについてまとめていきます。

早速みていきましょう。

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外野手たちが使用したグラブのメーカーは?

まずは、全体傾向について紹介させて頂きます。

何種類のメーカーが登場したか?

「24」社のグラブが使用されていました。

登場したメーカーは?

登場した24社のメーカーは以下のとおりです。(★はプロで使用されていないメーカー)

ラベル名
  1. asics/アシックス
  2. ATOMS/アトムズ
  3. Baseman/ベースマン(★)
  4. BBAグラブ工房(★)
  5. BELGUARD/ベルガード(★)
  6. D×M/ディーバイエム
  7. Donaiya/ドナイヤ
  8. HATAKEYAMA/ハタケヤマ
  9. Hi-GOLD/ハイゴールド
  10. IP Select/アイピーセレクト
  11. JUNKEI/ジュンケイ(★)
  12. KUBOTA slugger/久保田スラッガー
  13. LOPI/ロピ(★)
  14. MIZUNO/ミズノ
  15. NIKE/ナイキ
  16. Rawlings/ローリングス
  17. Ryu/リュウ
  18. SAEKI/サエキ(★)
  19. SSK/エスエスケー
  20. UNDER ARMOUR/アンダーアーマー
  21. wilson/ウィルソン
  22. Xanax/ザナックス
  23. ZEEMS/ジームス
  24. ZETT/ゼット

メーカーのシェアはどうだったか

先程の項で紹介した全24メーカーを使用人数順に並び替えました。

以下がそちらの集計結果になります。

こちらの集計を行いながら、私が感じたポイントは以下の3点です。

ポイント①:外野手用グラブもミズノが強い

外野手用グラブでもミズノがシェア第1位。

2位に倍以上の差を付けており、まさに”牙城”といったところ。

今の高校生世代でも、初めて買ってもらったグローブが「イチローモデル」だったという選手も多いのではないでしょうか。

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ポイント②:wilsonが上位に食い込む

シェア4位にはSSKや久保田スラッガーといったプロでも使用する選手が多いブランドをおさえてwilsonが食い込みました。

手にしたことが無い読者の方には是非一度、お近くの野球専門店ではめていただきたいです。

思わず、「おっ!!」と感嘆の声が漏れてしまうほどに素晴らしいグラブです。

外部リンク(公式サイト)
wilsonのグラブについて
【あす楽対応】 送料無料 ウィルソン 硬式グローブ グラブ Wilson staff DUAL(デュアル) 外野用 外野手用 WTAHWQD8Dx グローブ ウイルソン スタッフ 野球部 高校野球 硬式野球 メンズ 野球用品 スワロースポーツ

ポイント③:Ryuが甲子園初登場

松坂大輔投手が使用したことで一気に全国区になった話題のブランド。現在はオーダーの受注を停止するほどに人気沸騰中。

過去には、現・ホークスの高橋純平投手が日本代表として使用したことはありましたが、全国高校野球選手権大会の試合で使用されたのはこれが初めてです。なお、使用していた選手は中京学院中京高校の増田選手(#9)です。

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メーカーシェア:第1位〜第3位

ここからは、各メーカーについて、代表的な選手を紹介しながら詳細を振り返っていきます。

まずはトップ3を紹介します。

シェア第1位:MIZUNO/ミズノ

  • 使用選手数:58人
  • シェア  :35.4%

▼代表的な使用選手

星稜:岡田大響 選手

星稜高校は学校全体としてミズノの使用率が高く、出場した外野手全員がミズノのグラブを使用していました。

また、作新学院(栃木県)、敦賀気比(福井県)、高松商業(香川県)、筑陽学園(福岡県)は外野手のレギュラー番号「7・8・9」をつける選手全員がミズノのグラブを使用していました。

シェア第2位:asics/アシックス

  • 使用選手数:28人
  • シェア  :17.1%

▼代表的な使用選手

明石商業:来田涼斗 選手

アシックスがシェア2位を獲得。プロの外野手ではジャイアンツ・丸選手、カープ・鈴木(誠)選手が使用しています。

上記で紹介した今大会注目のスラッガー、明石商業:来田選手が使用していた他、花巻東高校は外野のレギュラー番号を背負う選手たち全員がアシックスのグラブを使用していました。

シェア第3位:ZETT/ゼット

  • 使用選手数:17人
  • シェア  :10.4%

▼代表的な使用選手

履正社:西川黎 選手(出典:朝日新聞デジタル)

グラブに関するエピソードはこちら(外部リンク)
履正社の応援団長、差し出したグラブ 使うとボールが…

シェアの3位はZETT。実は外野手専門のアドバイザリースタッフがいないという意外な事実があります(※19年シーズン契約選手において)

元々人気の高かったキャッチャーミットに加え、近年では内野手用グラブもZETTのユーザーが増えており、その効果が外野手用グラブにも波及しつつある印象です。

メーカーシェア:第4位〜第5位

続いてシェア第4位〜第5位(使用した選手が10人以上)を紹介します。

シェア第4位:wilson/ウィルソン

  • 使用選手数:12人
  • シェア  :7.3%

▼代表的な使用選手

作新学院:横山陽樹 選手

ポイントの項目でも紹介しましたが、SSK、久保田スラッガーをおさえて4位にランクインしたのはwilson。プロではスワローズ・青木選手が代表選手の一人です。

DUALテクノロジーと呼ばれるその構造は、ボールをしっかりと掴むことをサポートし、グラブに”入る”感覚が研ぎ澄まされる効果があるようです。詳しくは以下公式サイトでご参照ください。

DUAL TECHNOLOGY

シェア第5位:SSK/エスエスケー

  • 使用選手数:11人
  • シェア  :6.7%

▼代表的な使用選手

メーカーシェア:第6位〜第9位

続いてシェア第6位〜第9位(使用した選手が2人以上)を紹介します。

シェア第6位:KUBOTA Slugger/久保田スラッガー

  • 使用選手数:7人
  • シェア  :4.3%

▼代表的な使用選手

岡山学芸館:好田凌 選手(右/出典:朝日新聞デジタル)

シェア第7位:Rawlings/ローリングス,UNDER ARMOUR/アンダーアーマー ※同率

  • 使用選手数:5人
  • シェア  :3.0%

▼代表的な使用選手(Rawlings)

智弁和歌山:徳丸天晴 選手

▼代表的な使用選手(UNDER ARMOUR)

花咲徳栄:橋本吏功 選手

シェア第9位:ATOMS/アトムズ,Hi-GOLD/ハイゴールド,IP Select/アイピーセレクト,JUNKEI/ジュンケイ,Xanax/ザナックス

  • 使用選手数:2人
  • シェア  :1.2%

▼代表的な使用選手(アトムズ)

沖縄尚学:崔哲瑋 選手

▼代表的な使用選手(アイピーセレクト)

佐賀北:三浦椋 選手

シェア第14位:BBAグラブ工房,D×M/ディーバイエム,LOPI/ロピ,NIKE/ナイキ,SAEKI/サエキ,ZEEMS/ジームス,Donaiya/ドナイヤ,HATAKEYAMA/ハタケヤマ,Baseman/ベースマン,BELGUARD/ベルガード,Ryu/リュウ

  • 使用選手数:1人
  • シェア  :0.6%

最後に、使用した選手が1人のみのグラブを紹介します。

使用選手が1人のみのメーカーは11社ございました。プロでも使われているメーカーからそうではないメーカーも。画像を持っているメーカーについて、選手名とあわせて紹介させて頂きます。

▼Baseman/ベースマン

▼BBAグラブ工房

聖光学院:吉田凜玖 選手

▼LOPI/ロピ

霞ヶ浦:山本雄大 選手

▼NIKE/ナイキ

秋田中央:武田楓 選手




▼SAEKI/サエキ

鳴門:宮崎龍司 選手

▼Ryu/リュウ

中京学院中京:増田大晟 選手

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まとめ

外野手グラブまとめは以上になります。

24社ものメーカーが登場したなかで、ミズノがダントツのシェアを獲得。イチロー選手が引退し、最初のグラブにイチローモデルを選ばなくなる世代の選手たちが甲子園に来るのは早くても5年後くらいでしょうか。

経年でミズノの使用率を観ながら、イチロー選手引退の影響を考察していきたいと考えています。

読んで頂きありがとうございました!

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