このページの最終更新は21年9月30日です
こんにちは。
バックネット裏(@baseballbacknet)です。
「第103回全国高等学校野球選手権大会道具まとめシリーズ」。
今回のテーマは「グラブ」です。
今大会で守備についた”全選手”が使用したグラブのメーカーについて、ポジション別にまとめていきます。
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Contents
甲子園とグラブ

前述の通り、本記事では守備についた全選手の使用グラブのメーカーをまとめていきます。複数ポジションを守った選手についてはそれぞれのグラブを集計対象としています。(ex:先発投手がその後外野の守備についた場合には投手として使ったグラブ、外野手として使ったグラブのそれぞれを集計しています。)
ポジション別(投・捕・一・内・外)で分けながら紹介していきます。
1.投手が使用したグラブ
まずは投手が使用したグラブから紹介していきます。
対象となったグラブは127個。早速、使用人数及びシェアから紹介していきます。

個人的に感じたポイントは以下です。
それぞれのポイントについて補足を加えていきます。
▶ポイント①:ミズノが大きくシェアを伸ばし過半数以上のシェアに
センバツ時点でも投手用グラブシェア1位だったミズノ。そこからさらにプラス約11%シェアを伸ばし、投手の2人に1人はミズノのグラブを使うという結果に。大会前には公式twitterより以下の投稿もあり、ラディッシュカラーのグラブを使う選手が目立っていた印象です。
/
この夏ミズノの一押し!
ラディッシュ×ダイバーシティブルー
\ラディッシュとは?
エネルギッシュな明るい色合いで、グローバルエリートを象徴する色として人気のラディッシュ!
今年限定のダイバーシティブルーのロゴとも相性抜群です!#燃えよラディッシュ pic.twitter.com/ROxODAgQxH— ミズノベースボール (@MIZUNOPRO_JP) August 5, 2021
また、イーグルスの田中将大投手モデル限定のブルーダイアモンドロゴの限定グラブを使う選手も確認できました。
ミズノの田中将大投手特別モデル、「ブルーダイアモンドカラー」ラベルのグラブが甲子園に登場!
日本航空高校の背番号16·中島投手が使用していました
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👇https://t.co/m1pyyy99av#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/WixXk8YDK4— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 25, 2021
▶ポイント②:上位4社の顔ぶれは変わらず
SSKの順位が2位→3位へと後退し、代わりにZETTがシェア2位へという動きは見られましたが、NPBでも使用する選手が多い4社(ミズノ、ZETT、SSK、asics)が甲子園においても上位を占めるという傾向に動きは見られず。この4社で約90%のシェアを占めている計算です。
ベスト4に勝ち残った各校のエースもいずれかのメーカーを使用していました。
いよいよ明日は決勝戦をかけた
一戦!勝ち残った各校のエースが使う
グラブを紹介します①近江
岩佐投手[ZETT]②:智辯和歌山
中西投手[asics]③:智辯学園
西村投手[asics]④:京都国際
森下投手[ミズノ]#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/j3fb1fk0xd— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 27, 2021
優勝校・智辯和歌山のチーム紹介はこちら
▶ポイント③:センバツでは登場しなかったメーカーが7社登場
ポイント②で紹介したように、上位4社でシェアの約90%を占めています。逆に考えると、残りの10%を数社で分けている状況ということです。その数社の中にはNPBで使われているメーカーも含まれていますが、今回、特に注目したのはNPBで(試合で)使う選手がいない以下の3社です。
それぞれ、使用した選手をグラブとともに紹介します。
石見智翠館高校の背番号11·山本投手が使うグラブは左投げ専門メーカーの「CHIAKI」
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倉敷商業 背番号11の柏内投手が使うグラブは「メトリクス」#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/peMRISkl9V
— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 11, 2021
楽天市場の投手用グラブ売り場はこちら大阪桐蔭高校背番号15の川原投手が使うグラブはトレジャー#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/uLPNYgRq2Y
— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 23, 2021
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2.捕手が使用したキャッチャーミット
次に紹介するのはキャッチャーミット。集計対象となったミットは59個。ではそのシェアを見ていきましょう。

個人的なポイントを紹介します。
それぞれに補足を加えていきます。
▶ポイント①:センバツに続いてキャッチャーミットのシェア1位はZETT!
センバツ時点で昨年夏からシェアを約18%伸ばしミズノを抜いてシェア1位になったZETT。今大会では、そのシェアを若干下げたものの1位の座を守るという結果になりました。NPBでもジャイアンツ・小林選手、ライオンズ・森選手などがアドバイザリーを務め、キャッチャーミットといえばZETTというイメージが高校球児の中に醸成されつつあるのかもしれないですね。
▶ポイント②:ハタケヤマがシェアを大きく伸ばす
シェア1位のZETTがシェアを下げる中、今大会のキャッチャーミット部門において最もシェアを伸ばしたのはハタケヤマ。ホークス・甲斐選手の影響が大きいと見え、同選手モデルらしきミットを使う選手を数多く確認しました。極浅のミットなので使いこなすにはかなりの技術や慣れが必要そうに思いますが、その分握りかえが早くなるなどのメリットもあり、甲斐モデル人気は今後も続くものと予想しています。
▶ポイント③:6社が新たに登場
センバツで使われたキャッチャーミットは6社でしたが、今大会では倍増して12社となりました。増えたのは次の6社。
中でも個人的に注目したのはblueeq、DxM、ジュンケイの3社。NPBでは使用する捕手がいないメーカーです。(blueeqはバファローズ・吉田一将投手が使用)
3社のミットについて使用選手とともに紹介します。
■blueeq
横浜高校のキャッチャー、
立花選手が使うミットは「blueeq」#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/cie14L94sE— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 11, 2021
■DxM
三重高校·服部選手が使うミットは
D×M#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/NhxuxiCg5Q— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 20, 2021
■ジュンケイ
楽天市場のキャッチャーミット売り場はこちら日本文理の竹野選手が使う
ミットはジュンケイ紐が切れてミズノに替えたはずでしたが、戻りました
補修ができるメンバーがいるのでしょうか
どこで覚えてくるのか、チームに一人は補修技術を持った選手っていましたね
私は助けてもらってきた側です#道具からみる高校野球#甲子園2021観戦記 pic.twitter.com/cjDkCh7CwW
— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) August 20, 2021
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今、自分が高校球児だったらどこのメーカーでオーダーしていたのだろうという意味のない妄想をたまにします。