このページの最終更新は21年1月30日です
こんにちは。
バックネット裏(@baseballbacknet)です。
「ラベルをはがす選手たち」シリーズ第3弾、内野手篇をお届けします。
さっそく見ていきましょう!
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Contents
ラベルをはがす内野手たち
グラブのラベルをはがして試合に出場した内野手をポジション別に紹介していきます。
なお、1軍の試合で試合したグラブのみをピックアップ対象としています。
ファースト
▼岡本和真 選手(ジャイアンツ)
[ミット]ミズノ
IBEラインが残っていることからも分かるように、メーカーはミズノです。
元々は、井端弘和氏が現役時代に使用していたミット。晩年、ミズノからadidasへ契約を変更した際にラベルをはがしていたようです。
引退後、ジャイアンツのコーチを務めていた際に岡本選手の手に渡りました。

2020年シーズンにて、チームメイトの亀井選手やウィーラー選手がこのグラブを使うシーンを確認しています。
「匠」ミットな二人#亀井善行 選手#ウィーラー 選手#ジャイアンツ#道具からみるプロ野球 pic.twitter.com/GsC5G1m7jh
— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) July 19, 2020

週刊ベースボールには用具写真が鮮明に掲載されているので、毎週楽しみです。
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岡本選手から話は逸れますが、岡本選手が使用していたアンダーアーマーのファーストミットは、スワローズの村上宗隆選手の手に渡り、試合で使われることもあったようです。

村上宗隆選手
▼松山竜平 選手(カープ)
-2019年シーズン

Xanaxのブランドアンバサダーを務める松山選手ですが、ファーストの守備に就く際にはラベルをはがしたミットを使用。
元のメーカーは不明です。(wilson説が有力)
-2020年シーズン
2020年のシーズンに向けたオープン戦では昨年とも異なるラベルなしミットを使用しています。はがした跡から推測するに、Rawlingsでしょうか。

▼中田翔 選手(ファイターズ)
[ミット]ZETT

何シーズンにも渡ってナイキのファーストミットを使用してきましたが、2019年の9月前後から上記のミットに変更しているようです。これまで使用してきたミットは修理中なのか、それともお役御免となったのか・・・、真相のほどは不明ですが、今後の動きに注目です。なお、メーカーはZETT説が有力です。
セカンド
▼菊池涼介 選手(カープ)
想像を超えるビッグプレーで魅了してくれる菊池選手。
入団してからの数年はSSKのグラブを使用していましたが、19年シーズンまではラベルをはがしたミズノを使用していました。

以前、私のtwitterでも紹介しましたが、ランバードの周りを糸で縁取ったグラブもありました。これなら、ラベルをはがしてもミズノだとわかりますね。
カープの選手は複数のメーカーと契約できないと聞いたことがあるのですが、その影響かと思われる画像です⚾
▼庄司選手
久保田スラッガーのグローブに手書きのランバード▼菊地選手
ラベルを剥がしてもミズノと分かるよう、糸で縁取られたランバード&背番号刺繍
(別の選手が使用しているようです) pic.twitter.com/UMjKxUDlf1— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) October 14, 2018
なお、ミズノのオーダーカタログでは以下のような文言で紹介されています。
内野手Kモデル
ダイナミックな守備をサポートする幅広い捕球面が特徴
19年の春季キャンプでは、ゴールドラベルのSSKを使用するシーンもありましたが、シーズンでの使用は確認できておりません。
SSK !!
もう少しじっくり見てみたい…
ミズノ(3枚目・4枚目)よりもサイズが小さい? pic.twitter.com/2A4NsGkSd2
— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) February 9, 2019
⇛2020年シーズンからミズノとアドバイザリースタッフ契約を締結しました。
▼近藤健介 選手(ファイターズ)
[グラブ]ZETT
内外野様々なポジションを守ることが多い近藤選手。
今シーズン、内野を守る際にはこちらのグラブを使用しています。
カラーリングや、手首がハミダシ入りのスタイルになっていることから源田モデル(ZETT)だと思われます。

▼吉川尚輝 選手(ジャイアンツ)
[グラブ]ATOMS
ジャイアンツの次世代のスピードスターとして期待されている吉川選手。
入団以来アンダーアーマーのグラブを使用していましたが、昨シーズン後半からはラベルをはがしたグラブを使用しているシーンが目立ちます。
肝心のメーカーはATOMS説が有力です。(他にも、久保田スラッガー/ZETTのラベル無しグラブ使用を確認しておりますので、画像が入手でき次第更新予定です。)

吉川尚輝選手(引用元:報知新聞社)
なお、2019年3月に開催された侍JAPANの試合ではアンダーアーマーのバンドを巻いたグラブを使用していました。
元の投稿の「いいね!」欄に上記の説を裏付ける”ある方”からの「いいね!」がございますので、気になる方は是非ご確認ください。
吉川選手のグローブについて
ご指摘頂いた皆様ありがとうございました!アトムズというご意見が「100%」でした⚾ https://t.co/yis5RG4cAQ
— バックネット裏@野球道具ブログ更新中 (@baseballbacknet) March 10, 2019
⇛2020年シーズンからグラブについてはZETTと用具提供契約を締結したようです。
▼田中俊太 選手(ジャイアンツ)
[グラブ]久保田スラッガー
カープ・田中広輔選手の実弟。今季は内野手のユーティリティプレーヤーとして存在感を高めています。
これまではアシックスのバットやスパイク同様にアシックスのグラブを使用していましたが、ここ最近はラベルを剥がしたグラブを使用しているようです。具体的なメーカー名は不明ですが、久保田スラッガー説が有力ではないかと考えています。

▼山田哲人 選手(スワローズ) ※要検証※
ミスタートリプルスリー。走攻守全てが高いレベルで揃った歴代屈指のプレイヤーです。
ドナイヤの契約選手としても有名ですが、2019年9月22日付けの試合で使用していたグラブにはラベルがついていないように見えました。
画像はこちらしかないため、ウェブなどの細かい仕様については確認できない状況ではございますが、来シーズンに向けた宿題という位置づけでこの記事の中でピックアップさせていただきました。

▼山崎幹史 選手(イーグルス)
[グラブ]ZETT

國學院大學の選手として初の東都大学リーグ通算100安打を達成し2017年にイーグルスに入団。今後のブレイクに期待がかかります。
使用するグラブに目を移すと、ラベルをはがされていることがわかります。このグラーブ、どこかで目にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。次のページで紹介するチームメイトの茂木選手のグラブに酷似しています。茂木選手から借りているものなのか、そして全く同じ仕様なのかは不明ですがメーカーについてはベルトの意匠からZETTであると思われます。
▼小幡竜兵 選手(タイガース)
[グラブ]久保田スラッガー

2018年ドラフトにてタイガースから2位指名。延岡学園時代には、現・ジャイアンツの戸郷投手とともに宮崎県選抜チームの一員として藤原恭大選手・根尾昂選手(ともに当時大阪桐蔭)らU18JAPANと対決したことも。
2年目の2020年シーズンで1軍デビュー。既にお立ち台も経験している期待の若手です。
道具は基本的にはミズノですが、グラブについてはラベルを剥がした久保田スラッガーを使用中。
▼銀次 選手(イーグルス)
[グラブ]久保田スラッガー

現在はミズノのブランドアンバサダーを務める銀次選手。こちらは2018年シーズンにセカンドを守る際に使っていたグラブ。通常ラベルが付いているベルト部にはオリジナルな刺繍が入っています。
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▼次のページではサード・ショートを紹介しています▼
少し前までは、「ラベルをはがしたグラブ≒久保田スラッガー」といったイメージがありましたが、最近はそうとも言い切れないようです。