こんにちは
バックネット裏(@baseballbacknet)です
前回に引き続き、第91回選抜高校野球大会の道具をまとめていきます。
今回のテーマはバッティンググローブ。
滑り止め、衝撃の緩和など、装着することでいろいろな効果が期待できる心強いギアの一つ
メーカーにはどのような傾向があったのでしょうか。
以下でまとめていきます。
Contents
全体ではどうだったか
まずは、出場全選手を集計したこちらの表をご覧ください。※打席にたった選手のみ
全部で「18」のメーカーが登場しました
なお、打席にたったすべての選手が両手にバッティンググラブを装着していました。
※昨年夏の選手権大会では、素手の選手が1名いました

メーカー別のシェア1位はグラブ同様にミズノ
そしてシェア2位/3位はグラブでは同4位/3位だったSSK/ZETTがそれぞれランクアップ
一方、グラブシェア2位だったアシックスは同4位へランクダウンとなりました。
シェア1位はミズノだが・・・【30.7%】
シェア1位となったミズノ。そのシェアは約30%強、と出場選手の約3人に1人が使用していた計算になります。
しかしシェア2位のSSKとの差はわずか1%。グラブほどの圧倒的なシェア確保とはいきませんでした。
ミズノの使用率が高い高校は?
ミズノの使用率が特に目立って高かったのは以下の高校です。(カッコ内はシェア率)
・星稜(100%)
グラブに続き、バッティンググローブもミズノ率100%!
・山梨学院(約82%)
ミズノに迫るSSK、競り合うZETTとアシックス
SSKは甲子園で根強い人気 【29.1%】
ミズノにはわずかに及ばなかったものの、約30%のシェアを締めたSSK
・日章学園におけるシェアは100%
・続く智弁和歌山は約73%
昨夏の優勝校:大阪桐蔭高校でも使用する選手が目立ちましたが、SSKを使用する多くの選手が以下のプロエッジシリーズを使用していました
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【proedge(プロエッジ)】高校野球対応手袋
ZETTを最も使用したのはやはりあの高校【12.2 %】
グラブこそZETT以外のメーカーが増えてきていた広陵高校。バッティンググラブでは75%のシェアを獲得。
バッテもやっぱりアシックス【9.5%】
ほとんどの選手がアシックスのグラブを使用していた東邦高校
バッティンググラブのアシックス率は100%に
使用校が集中した2つのメーカー
ディマリニ
グラブにおけるwilson率が高かった春日部共栄高校。バッティンググラブではディマリニが約60%のシェアを占めました
Xanax
Xanaxのグラブシェアが高かった津田学園。バッティンググラブもXanaxを使用する選手が4人
ユーザーが1人だけだったメーカーは
ユーザーが1人のみだったメーカーは3社
※画像下部にリンクを設定しています
どの高校に使用選手がいたか気になる方は、twitterで「#センバツ2019観戦記」と検索してみてください!
全体まとめ
いかがでしたでしょうか
バッティンググラブにおけるシェアは、グラブに続いてミズノが1位となりました。しかし、わずかな差でSSKが猛追する現状です。
第101回目の選手権大会では果たしてどうなるか、今から気になります
たかがバッティンググラブ、されどバッティンググラブ
自分の手にあったバッティンググラブを見つけられれば、打撃力が向上するかもしれません。
そんな時、この記事が参考になれば嬉しいです
おまけ
白 or 黒 ?
高校野球では、白、もしくは黒のバッティンググラブを使用するように規定で定められています
今回の大会では白が約75%を占めるという結果になりました
私は気分によって白と黒を使い分けていた記憶がありますが、これだけ白に集中すると何か理由があるのかもしれないですね。
ところで、以前twitter上にこのような投稿をしたことがあります
今後、左右で色違いのバッティンググラブを使用する選手が出てくるのか、出てきた際にはこの記事を思い出して頂けると嬉しいです
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