【実は狙い目!?】21世紀枠の選考基準と歴代出場校

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バックネット裏(@baseballbacknet)です。

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センバツの時期=春の始まり

春の始まり=野球シーズン開幕!

選抜への出場校が出揃うニュースを観ると、早く春が来ないかとウズウズしてきます。

センバツには夏の選手権とは異なり、「21世紀枠」という出場枠がありますが、その基準を詳しく知っている方はどれくらいいますでしょうか。(ちなみに私は全くわかっていませんでした・・・)

そこで、今回は21世紀枠の選考方法とその方法によって選考された歴代の出場校を振り返りたいと思います。

現役球児の方であれば、この記事を読むことでちょっとだけセンバツ出場に近づくかも?!

第91回 選抜高校野球大会 道具まとめ(グローブ篇)

2019年5月1日

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センバツとは?

本題に入る前に、そもそもセンバツとはどのような大会なのか振り返って行きましょう。

正式名称は?

ニュースや雑誌などではよく「センバツ」とカタカナで記載されることが多いですが、正式名称は「選抜高校野球大会」といいます。

その歴史は102回目を迎える選手権(いわゆる夏の甲子園)と比べるとやや浅いものの、2020年の大会が第92回ということからも歴史ある大会であることがうかがえます。

夏の甲子園とは何が違うのか

では、センバツは選手権大会とは何が違うのでしょうか。

異なるポイントについて簡単に整理していきましょう。

Point①:主催が違う

Point②:出場枠が違う

Point③:選考方法が違う

Point④:トーナメントの決め方が違う

Point⑤:開会式が違う

Point⑥:優勝旗が違う

各ポイントについて補足を加えます。

Point①:主催が違う

センバツを主催するのは毎日新聞社、そして選手権大会を主催するのは朝日新聞社

ともに、一般社団法人日本高校野球連盟(通称:高野連)が共催として名を連ねています。

興味深いのは、センバツを後援するのが朝日新聞社、選手権大会を後援するのが毎日新聞社と相互で補い合う形になっている点です。

なお、以下の記事によればセンバツができた背景にある新聞社同士の思惑が交錯している様子を読み取ることができます。

合わせてよみたい(外部リンク)

Point②:出場枠が違う

2点目は、出場枠が違うこと。

選手権は都道府県で1校ずつ(北海道と東京は2校)。合計49校

それに対して、センバツは一般選考枠21世紀枠という出場枠が用意されています。

前者は北海道・東北・関東/東京・東海・北信越・近畿・中国/四国・九州という10ブロックで行われる秋季大会の成績を参考に、28校の枠が設定されています。

後者は本記事のテーマでもある出場枠。詳しくは後ほど記述しますが、3枠設定されており、一般選考枠と21世紀枠を合わせて合計31校がセンバツの出場枠ということになります。

Point③:選考方法が違う

選考方法が異なることも大きな違いの一つ。

選手権大会の出場資格は、都道府県大会を勝ち抜いた1校のみが勝ち取るもの

一方、センバツは前年の秋季大会の成績を参考に、出場資格を与えられるもの

もちろん、秋季大会を勝ち抜くことが選考に大きく有利に働くので、勝てるチームで有ることは大前提なのですが、選考に値する学校か、という視点もセンバツ出場には非常に重要な視点です。

Point④:トーナメントの決め方が違う

やや細かい項目ですが、大会の進行、トーナメントの決め方にも大きな違いがあります。

センバツは抽選会で決勝戦までの組み合わせを全て決めてしまいますが、選手権では準々決勝まで勝ち残ったチームで再度抽選会を行うため、最初と中間の2回の抽選を経て決勝戦までの組み合わせが決まる仕組みになっています。

Point⑤:開会式が違う

本戦とは異なりますが、開会式も実は異なっています。異なる点は大きく2点

①:プラカードを誰が持つか

選手権では甲子園球場近隣の高校・西宮高校の女子生徒が持つことが伝統になっています。毎年、選手権大会が開幕する直前には特集が組まれています。中には、プラカードを持つために西宮高校に入学したという意見もあるほど。

一方、センバツは出場校の生徒がプラカードを掲げます。基本的には誰が持っても良いため、ベンチ入りできなかった選手やマネージャーが持つケースが多いですが、中には生徒会長が持つ学校もあるようです。

②:行進曲

開会式では、入場行進がありますが、このときに流れる曲にも違いがあります。

選手権大会は「全国中等野球行進曲」という80年以上の歴史を持つ伝統歌が流れますが、センバツでは過去に流行した曲が使われるケースが多く、2020年は「パプリカ」が使用されることが決まっています。

https://www.youtube.com/watch?v=T0valuAksuo

過去には、「Let It Go ~ありのままで~」「恋するフォーチュンクッキー」「世界に一つだけの花」などその時代を象徴する歌が使われています。

Point⑥:優勝旗が違う

最後に紹介する違いは優勝旗。選手権の閉幕式ではよく「真紅の大優勝旗」という言葉がでるため、夏は真紅という赤い優勝旗であることは有名ですが、センバツの優勝旗も「紫紺の優勝旗と呼ばれ、紫がかった濃い青の優勝旗が用意されています。

以上がセンバツ選手権の大まかな違いです。(厳密には違いがまだありますが本ブログでの紹介は割愛させていただきます)

上記6項目を1枚にまとめましたので大会前におさらいとしてぜひご覧ください。

センバツと甲子園の違い

「甲子園球場という会場で開催される高校野球の全国大会」という共通点の背景には色々な違いがあることがお分かりただけたかと思います。

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21世紀枠とは

続いて、本記事のメインコンテンツである21世紀枠について言及していきます。

21世紀枠とは?

まずは21世紀枠そのものの創設経緯や、意義について整理していきましょう。

①いつからある選考枠か

その名の通り、21世紀初年(2001年)に開催された第73回大会に向けて設立した選考枠です。

②どのような選考枠か

主催社・毎日新聞社は21世紀枠の意義について以下のように紹介しています。

勝敗にこだわらず多角的に出場校を選ぶセンバツ大会の特性を生かし、技能だけではなく高校野球の模範的な姿を実践している学校を以下の基準に沿って選ぶ

毎日新聞

私なりに要約すると、

チームの力量は単に野球チームとして強い・弱いだけでなく、野球やその他私生活に対する取り組み姿勢にも表れるものであり、そのポイントに優れたチームも全国大会出場に値するチームである。

というものです。

なお、この取組(プレー以外を選考の指標とする選考方法)は他競技へも波及し、ラグビーの「チャレンジ枠」、テニスの「ドリーム枠」という選考方法が出現しているようです。

選考対象になる基準はあるの?

全ての学校を対象に選考を行うことは物理的に不可能であるため、まずは選考の俎上(そじょう)に乗るために以下のような条件が設定されています。

21世紀枠_選考条件

ベスト16以上(参加校が多いところはベスト32以上)という必須条件を満たし、他5つの条件いずれかに該当すれば選考の俎上に乗ることができるということです。

選考方法は?

選考対象の条件を満たした学校を絞っていく作業が始まります。

以下の記事に詳しいので参照しましょう。

第1次選考では、単独地区扱いとなる北海道を除く46都府県高野連が地域の毎日新聞支局などと協議し1校ずつ推薦。さらに8地区に分けて2次選考を行い、北海道を含む9地区で各1校の候補校を絞り込んだ。  センバツ選考委員会当日に「21世紀枠特別選考委員会」を開いて3校を決める。特別選考委では、東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)から1校ずつ選び、残り1校は地域を限定せずに選出する。残った6校は一般枠の推薦校として、各地区小委員会での選考対象に加わる。毎日新聞

要約すると、まずは都道府県の中で最も推薦される学校になることが1stステップ。そして各都道府県から推薦された学校で2次選考を行い各地区1校ずつの計9校まで絞り込み。最終、3次審査によって9校から3校に絞られるというステップを踏むというわけです。

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歴代の21世紀枠出場校は?

この項では、過去に21世紀枠で出場した全ての高校について、以下3点を紹介します。

  • 秋季大会の成績
  • 選出時のコメント
  • どのポイントが選出の決め手になったか

現役の球児は、”もし自分の高校が選ばれるならどのポイントを評価されるのか?して欲しいのか?”という視点で読んでみると今後のチーム作りの参考になるかもしれません。

なお、3点目についてはコメントをもとにした私の主観による判断のためご参考程度にご覧いただければと思います。

第91回大会(2019年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県秋季
県大会
秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
石岡一茨城県県ベスト4-初戦敗退放課後の課外授業や農場実習で部員がそろわないなか、異なる授業終了時間に応じてウオーミングアップを行うなど、工夫を重ねる。
大学進学率とは違った、農業を通じた「新しい形の文武両道を示す可能性がある」と評価された
富岡西徳島県県3位四国ベスト4初戦敗退人口減少が続く同市で「野球を通じた町づくり」を進める上で、1896年創立の地域密着型の同校が重要な役割を果たしており、
また過去2回に21世紀枠の四国地区候補校に選ばれていることも、有意義な取り組みが継続されていることを示すと評価された
熊本西熊本県県準優勝九州ベスト8初戦敗退部内に部室管理班、ネット管理班、天気掌握班、野球普及・地域活性化班などユニークな班編成を組み、個々の部員が練習の効率化や部の運営に自主的に関わっている
園児にティーボールを教えるイベントや地域の清掃活動を企画、運営していることも評価された
選手たちは中学生だった16年4月に起こった熊本地震で被災。大半が避難生活を送りながらボランティア活動を行うなど困難克服に努めた

※横にスライド可能

▶選考ポイント

※上記コメントをもとにした私の主観による判断です。

第90回記念大会(2018年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県秋季
県大会
秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
由利工業秋田県県3位東北ベスト8初戦敗退62年の創部以来、春も含めて初の東北大会出場。
「地域に愛される学校」を目指す中で、野球部員が率先して地域住民へのあいさつ活動を行っていることも評価
膳所滋賀県県ベスト8-初戦敗退県屈指の進学校で学業と部活動の両立
県大会では準々決勝で優勝した近江に敗れたが1-3と善戦
セイバーメトリクスを用いたデータ野球が持ち味
伊万里佐賀県県準優勝九州1回戦初戦敗退接戦を勝ち上がった伊万里町立伊万里実科女学校と称して開校の進学校
部員がボランティア活動で少年野球大会の審判を行うなど、地域との交流が深い点もポイントに挙げられた。

▶選考ポイント

第89回大会(2017年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
不来方岩手県県準優勝東北2回戦初戦敗退人数が少なく実践形式の練習が困難な中、個人の練習量を増やして力をつけた。
10月の香川県大会決勝で、翌月の明治神宮野球大会を制覇する高松商を破って初優勝し、四国大会に出場した
多治見岐阜県県優勝東海1回戦初戦敗退「文武両道で地域に根ざしており、熱い声援を受けている学校」
近隣の小学校より狭いグラウンドを他部と共用するなど練習環境は厳しいものの、ボールの代わりにバドミントンのシャトルやテニスボールなどを使った練習などの工夫もあって、昨年の秋季岐阜大会で悲願の初優勝を遂げた
中村高知県県優勝四国1回戦初戦敗退昨年夏の選手権大会では全国で唯一、高知県の子どもだけ甲子園の土を踏めませんでした
「そのなかで中村高校は夏の高知大会で準優勝、新チームとなった秋の県大会は私立のシード3校を破り、40年ぶりに優勝を果たしました」
グラウンドを使用できるのは週2回、周辺の過疎化で対外試合には往復5時間かかる遠隔地という困難状況や、食事トレーニングの工夫、早朝の清掃活動
「文武両道で地域に密着した学校。地域からは高知市に進学する中学生も多い中、必死に取り組んでいる」

▶選考ポイント

第88回大会(2016年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
釜石岩手県準優勝東北1回戦2回戦被災した生徒が全体の3分の1を超え、そのほとんどが現在も仮設住宅で生活する
東日本大震災の時、一生懸命に生きた子供たちが甲子園に出場することは被災地にとって大きな喜びとなる
長田兵庫県ベスト8-初戦敗退夜間定時制高校と通信制高校の2校が同じ敷地内に併設され、3校でグラウンドを使うなど厳しい練習環境を克服している
地域防災の強化と地域貢献に寄与する人材育成に努め文武両道を達成している点
小豆島香川県優勝四国1回戦初戦敗退島というハンディを克服すべく、部員と指導者が一体となって練習に取り組んで成果をあげた。
10月の香川県大会決勝で、翌月の明治神宮野球大会を制覇する高松商を破って初優勝し、四国大会に出場した
練習では生徒の自主性も感じられる力をつけている。少子化の時代、生徒減に悩む学校の希望の星と言える

▶選考ポイント

第87回大会(2015年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
豊橋工業愛知県3位東海1回戦初戦敗退またほぼ毎朝行っている学校周辺の清掃活動は、当初は練習の一環として行っていたが、数年前より自主的となり今では部員たちの日課となっている
地域工業発展の中心的役割を担っている。
工業高校ならではの創意と工夫が施され、効率の良い練習を積み重ねている。
桐蔭和歌山県ベスト8-初戦敗退創立1879年の伝統校
中高一貫で併設の中学に野球部がなく部員の確保に苦しんでいるが、全力疾走をモットーに密度の高い練習で強化に励んできた。
高校野球を草創期から支え発展に貢献してきた学校であり、高校野球100年の節目の年に評価したい」
松山東愛媛県準優勝四国1回戦2回戦県内で私立の壁が厚い中で長年練習を工夫し、夏秋連続の県大会準優勝につなげた
野球の歴史を長年継承している点が評価できる

▶選考ポイント

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第86回大会(2014年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
小山台東京都ベスト8-初戦敗退都内屈指の進学校・他の都立校への励みとなる
効率の良い練習
海南和歌山県準優勝近畿1回戦初戦敗退スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けるなど理数系教育に力を入れている。
約9キロを自転車で移動して練習に励む。グラウンドは他の各部との共用でエリアを区分して手狭なため、外野の守備練習として離れた中庭から高さ14メートルのネット越しにノックを打つなど工夫を凝らして地力をつけ
特別選考委員会では強豪校に阻まれて甲子園を目前で逃している学校の背中を後一歩押したい
大島鹿児島県ベスト4-初戦敗退奄美大島の進学校
島内ではあまり練習試合の相手に恵まれず、県大会出場時は鹿児島氏まで船で約11時間かかり、金銭面での負担が大きいなど離島ゆえのハンディを抱える
練習では午後7時までの2時間に限られ、グラウンドの近くにハブが生息するため、ボール探しもままならない

▶選考ポイント

第85回大会(2013年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
遠軽北海道-道ベスト42回戦町唯一の道立校で、生徒の8割は町民
町内の催事に生徒や教職員が積極的に参加
いわき海星福島県ベスト16-初戦敗退東日本大震災とそれに伴う大津波や福島第一原子力発電所事故の渦中でも夢を諦めずに頑張る姿は風評被害に苦しむ県民に希望と元気を与えてくれる
益田翔陽島根県優勝中国1回戦初戦敗退他校の模範たり得るマナー、統合により誕生した学校で部員確保の苦労を克服し
ボランティア活動にも積極的に取り組んでいる
土佐高知県3位四国1回戦初戦敗退「文武両道」と共に掲げられるモットー

▶選考ポイント

第84回大会(2012年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
女満別北海道-道ベスト16初戦敗退全校生徒134人の小規模校で野球部員は19人
氷点下20度を下回る日が珍しくない寒冷地の中で、昨秋の北海道大会ベスト16と健闘
石巻工宮城準優勝東北2回戦初戦敗退前年の東日本大震災で部員の殆どや自校のグラウンドが被災したものの、その年の秋季大会で準優勝を果たした
洲本兵庫県ベスト4-初戦敗退阪神・淡路大震災当時に生まれた生徒が主力で、県内の強豪校と互角に戦い続けた

▶選考ポイント

第83回大会(2011年開催)

▶成績と発表されたコメント

都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
秋田県優勝東北2回戦初戦敗退1898年創立の進学校
冬はボランティアで除雪を行い地域に貢献。
新潟準優勝北信越1回戦初戦敗退本州まで2時間半かけて遠征し練習試合を行う離島のハンディを乗り越え、2010年秋の県大会で準優勝
60条からなる「野球部心得」を基に人間力向上に取り組む
徳島県優勝四国ベスト42回戦創立・創部とも県内最古の歴史を持つ進学校
部員全員が近隣中学出身で、生徒会活動などに積極的に参加

▶選考ポイント

第82回大会(2010年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
山形中央山形準優勝東北ベスト8初戦敗退率先して学校周辺の清掃活動に取り組み、また部の方針に「感謝」を掲げ地域交流にも取り組む
向陽和歌山準優勝近畿1回戦2回戦清掃活動など地域とつながりも深く、副主将は生徒会長を務めて学校生活にも熱心に取り組む
川島徳島県3位四国ベスト8初戦敗退少人数部員(18人)、グラウンドが共用で使える広さがダイヤモンドとほぼ同じという悪条件を、工夫をこらした練習で克服。

▶選考ポイント

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第81回大会(2009年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
利府宮城県優勝東北ベスト4ベスト4地域の清掃活動に積極的に参加。
運動部員が小学校へ出前授業をしている。生徒が梨農家の手伝いをしている。
彦根東滋賀準優勝近畿1回戦初戦敗退右翼が左翼より30メートルも短い変形グラウンドという悪条件を、工夫を凝らした練習で克服。
大分上野丘大分準優勝九州2回戦初戦敗退県内随一の進学校
放課後の練習は2時間までと決められていながら、2008年秋季大会では九州大会出場を果たした

▶選考ポイント

第80回大会(2008年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
安房千葉準優勝関東1回戦2回戦創立100年を超える文武両道の進学校
房総半島の南端に位置し、小規模校の多い地元の中学出身者だけでチームを構成
成章愛知県ベスト4-2回戦創部100年を誇る県立の進学校
試合会場まで長距離移動する地理的なハンディを乗り越え強豪私立高と接戦を演じた
華陵山口県優勝中国ベスト43回戦全校生徒が日本赤十字の会員で、青少年赤十字モデル校の指定を受けている。
過去4年間で春秋合わせて中国大会に6回出場

▶選考ポイント

第79回大会(2007年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
都留山梨準優勝関東ベスト8初戦敗退部活時間確保のため、通常10分の休み時間を7分に短縮
三宅島噴火による避難生活中だった都立三宅高校と合同練習や試合を行った
都城泉ヶ丘宮崎県優勝九州ベスト82回戦県内有数の進学校
狭いグラウンドという悪条件を、工夫を凝らした練習で克服。

▶選考ポイント

第78回大会(2006年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
真岡工栃木準優勝関東ベスト8初戦敗退地元密着の選手育成
金沢桜丘石川県優勝北信越ベスト4初戦敗退県内有数の進学校

▶選考ポイント

第77回大会(2005年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
一迫商宮城準優勝東北ベスト82回戦地域密着の活動で過疎の町を勇気づけた
高松香川準優勝四国1回戦初戦敗退県内屈指の進学校。
真岡工栃木準優勝関東ベスト8初戦敗退地元密着の選手育成

▶選考ポイント

第76回大会(2004年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
一関一岩手準優勝東北ベスト4初戦敗退県内屈指の進学校。
八幡浜愛媛準優勝四国ベスト4初戦敗退生徒数大幅減少の中で文武両道を徹底

▶選考ポイント

第75回大会(2003年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
柏崎新潟県ベスト4-初戦敗退豪雪地のハンディを克服
限られた時間での練習や県外強豪校との積極的な練習試合を通してチーム力をアップさせた。秋季大会では準決勝に進出
隠岐島根県優勝中国1回戦初戦敗退離島の過酷な条件を克
島民に支えられ、「感謝の心」が部の合言葉服

▶選考ポイント

第74回大会(2002年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県ベスト4秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
鵡川北海道-道ベスト82回戦敗退廃校の危機を乗り越え、希望の星となる。
松江北島根県ベスト4-初戦敗退県内屈指の進学校。
練習時間は1日2時間程度だが、集中して練習し、秋季中国大会に2年連続で出場した

▶選考ポイント

第73回大会(2001年開催)

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県秋季
県大会
秋季
地区大会
選抜成績新聞コメント
安積福島県ベスト8-初戦敗退安積は学校創立、野球部創部とも県内最古の歴史を持ち、00年春の県大会で優勝。
グラウンドが狭くほかの部との共同使用で、甲子園は未経験だが、常に上位に進出。
宜野座沖縄準優勝九州ベスト8ベスト4部員全員が地元中学出身で地域貢献を果たす。
公立校でもできるという勇気を地元に与えた。

▶選考ポイント

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選出されるためのポイントは

どのポイントが最も効いているか

前項で紹介した各出場校の選考ポイント。集計すると以下のようになります。

※全部で51校出場しているので分母が51になっています。

(選出時のコメントを参考にした私の主観によると、)

過去に21世紀枠で選出された学校を見渡すと、地域への貢献を評価されて選出された高校が多いことがうかがえます。

以下、文武両道困難な環境を克服と続き、惜敗が選手のポイントになったケースは最も少ないと推測されます。

21世紀枠を狙うという戦略

上記の結果をある意味逆手にとって、21世紀枠を戦略的に狙うというチーム作りもできるのではないでしょうか。

まずは、21世紀枠の俎上に乗るためになんとしてもベスト16以上を突破できる技術を磨く。

その上で、学校の立地や、学校の特色(進学校なのか、実技を身につけることに力を入れているのか)、学校の伝統、地域への関わりなどを選考5ポイントと照らし合わせて、自分の学校が選ばれるとしたらどのポイントになるのかをチームで話し合って決めるというものです。

※もちろん、1位を狙うからこそベスト16にも到達できるのであり、はじめからそこを狙っていては万万が一センバツに出場できても勝つことはできないのですが…。選手権大会で都道府県1位になるよりもハードルは低いのではないかという話なので、あくまで参考までに

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

勝ち取る夏とは異なり選んでもらう春という認識を持っているかどうかでセンバツの見方、臨み方が変わるのではないでしょうか。

今年の大会はどのようなドラマが待っているのか、今から楽しみです!

読んで頂き有難うございました!

おまけ-2020年の予想

おまけコンテンツとして私なりに今年の選出予想をしてみました。

日刊スポーツさんの以下の記事を参考にしています。

センバツ21世紀枠候補9校/学校メモ付き一覧

▶成績と発表されたコメント

学校名都道府県秋季県大会秋季
地区大会
新聞コメント
帯広農業北海道-ベスト4部員の多くが農業後継者。19年、NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」のモデル校として全国から注目を浴びた。今年は創立100周年の節目を迎える
乳牛や園芸の実習が多く、全員揃う練習は土日のみ
磐城福島県県3位東北ベスト8進学校。
いわき市は台風の被害にあったが、地域のために貢献した
宇都宮栃木県県ベスト8-県内屈指の進学校。自分たちで考えながら練習メニューを決めることが多い。
少人数で秋季大会8強。
台風被災地でボランティア活動した。
敦賀福井県県準優勝北信越ベスト8手作りの狭いグラウンドで練習工夫。
勝利至上主義からの脱却を狙う。
練習時間中に宿題を終える「勉強日」を1日おきに設ける。
近大高専三重県県優勝東海1回戦高等専門学校
秋季県大会優勝。部活と学業を両立して資格取得を目指す。
伊香滋賀県県ベスト4-豪雪地帯にある。
地域住民でつくる体育講演会と積極的に交流している。
平田島根県県準優勝中国ベスト8野球の普及活動に積極的で、地域活性のイベントにも参加する
21世紀枠の候補校選出は補欠校だった前回大会に続いて2年連続3回目で、今回の候補校9校で唯一の複数回の選出
城東徳島県県3位四国ベスト8県内屈指の進学校。
創部以来、学校周辺の清掃活動を行ってきた。
「短い練習の中でも野球を突き詰めていく『野球研究部』を目指している」
本部沖縄県県ベスト8編成整備計画で統合が検討されたこともある。
地域ボランティアに積極参加

▶選考ポイント

▶出場予想!!

上記を踏まえ、私の主観で3校選んでみました。

東日本

学校:磐城高校(福島県)

理由:甲子園で実績のある(過去に夏準優勝)進学校でありながら、近年稀に見る大災害からの地域復興に尽力したから。

西日本

学校:平田高校(島根県)

理由:2年連続3回目の推薦を受けるほどの学校であり、5つのポイントの一つ「惜敗」に唯一当てはまると考えたから。

最終一枠

学校:帯広農業高校(北海道)

理由:地域への貢献特に、地域産業への貢献という点で他の学校にはない特色がある。また、創立100周年&NHKのドラマの舞台になった、という背景が大きくプラスに働きそうだから。

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